
30歳目前の女性が本気でパイロットと結婚したい場合に先ずすべきことは、航空会社が経営している派遣会社に登録することです。
そして、(国内線でも国際線でも結構ですので)必ず空港の地上職(一般的にグランドホステスと呼ばれる空港の航空会社カウンターや搭乗口にいる係員の事)に就いて下さい。
(正社員は年齢制限もある為、30歳目前ですと国内の大手航空会社では、まず受験資格すらありません。年齢制限がなくても、かなりの倍率ですので、まず合格する可能性が低いです。
経験のない方が航空業界を目指す場合には、派遣の方が入り易いのでおすすめしています。)
空港のVIPラウンジの係員や、荷物を預かる係員、売店の職員や空港のインフォメーションカウンターの受付などは全く関わりがないので、出会う確率は、同じ空間にいても0です。
もしこの記事をお読みの方が大学生でしたら、派遣会社ではなく、航空会社の地上職や客室乗務員を受験して、どちらかになられる事をおすすめします。
パイロットは、座学、訓練、地上での教育、海外での2年間の訓練等、多くの教育過程・試験を経て、最終的に合格した人間だけがなれる職業です。
途中で脱落者も勿論出ます。厳しい世界です。
座学や訓練の後に、数か月~1年間の空港での地上職が待っていて、その時にOJTで教えてもらった地上職の先輩や旅客サービスの教官(女性)と仲良くなり、結婚するケースがあります。
訓練生といえど、将来の機長ですので、地上職も親切に接しますし、始めて座学や教育を離れて、実践で女性ばかりの環境に飛び込むので、急にモテる事態になり、ほとんどの訓練生が彼女を作ります。
その後は、無事副操縦士になり飛行機に乗ると、次や客室乗務員が待っています。
中には、客室の訓練センターで待ち伏せをして、訓練中の客室乗務員に自ら声を掛け、数年後結婚したパイロットもいますが、これは本当にまれなケースです。
私の知り合いの何人かは、客室乗務員をしていて、同じ便を担当していたパイロットと結婚しています。
でも、ほとんどのパイロット訓練生が客室乗務員と出会う前に地上職と付き合い、そのまま結婚するケースが多いです。
確率としては、地上職になってパイロット訓練生と出会い、その中で勝ち残って付き合うのが一番早い気がします。
航空会社の中では、「航務」と呼ばれる部署が唯一、パイロットの担当便のルート(航路)を「ブリーフィング(事前打ち合わせ)しますので、話す機会はあります。
但し、食事に誘われることはあまりありません。
また、彼らはシフト勤務で不規則なのと、操縦する〇〇時間前にはアルコールの摂取は不可等ルールがありますので、一般の方よりコンパで出会う確率はかなり低いです。
担当の便を操縦しては、到着地で「ステイ」と呼ばれる宿泊をするのですが、その時も客室や地上など同業者との会食を好みます。
一般的に先ず出会うのが難しい職種だと思います。
彼女になれたら、結婚をするまでは気を抜くことなく、今で言う「プロ彼女」に徹してください。
彼らは、操縦している時も試験前も常に極度の緊張する環境に身を置いています。
試験が多く、風邪をひいただけで試験に落ちたり、視力が落ちると現役を離れないといけなかったりと、メンタルが強くないと務まらない職種です。
試験前にナーバスになっている知り合いのパイロット訓練生を数人見てきました。
穏やかで前向きで包容力のある方が彼女に向いていると思います。
もし付き合えたとしても、一般のサラリーマンの様なデートはあまり望めないと思います。
時間の制限があったり、お休みの日でも「スタンバイ」と呼ばれる状態の場合は、お酒が飲めなかったり、空港から決められた距離内にいないといけなかったり・・・。
体調管理・時間の管理など徹底した自己管理を求められるので、周りの理解あるサポートが必要になります。
また結婚をしていてもモテる職種ですし、毎回新しい客室乗務員と出会いますので、その点を理解して信頼してくれ、あまり束縛をしない女性を探しています。
もし、客室乗務員との出会いが多いのが嫌だけどパイロットと結婚したいという方は、旅客便のパイロットではなく、貨物便のパイロットとの結婚というのも一つの手だと思います。
ただこちらは旅客便のパイロットと出会うよりも難しいです。
後は、まれに自衛隊出身の方がパイロットになる事がありますので、
知り合いの自衛隊の空軍の方に紹介してもらうか、
航空大学で将来パイロットを目指している学生のOBを紹介してもらう等があります。
パイロットと結婚できた場合の特典は、無償の航空券が家族でも使えたり、ホテルが得値で泊まれたり、DFSで職業割引が効いたりしますので、旅行好きな方ですと、かなりお得に旅行ができます。
但し、夜中に帰ってきたり、早朝に出勤したりと日によって違いますので、専業主婦になって時間を合わせられる方じゃないとなかなか一緒にいる時間もありませんし、務まらないと思います。
以上を理解した上で、本気でパイロットと結婚したい方はご参考にして下さい。